モデル育成した開発品種の特性と意義
〜育成品種(登録から出願受理8品種)の育成経過・過程と特性・意義〜
1 Viburnum opulus 里の光、里の環
育成開始 2000(H12)年〜出願 2012(H24)年 
・輸入代替え・・・コンパクタムとの比較/コンパクタムとの比較/ビックサイト
・品質、生態(形質)向上
・品種の分化・品質分化・・・高品質/カジュアル/葉の利用
(▼自生地・自生木)
■切枝姿
・里の光
・里の環
■中期色
・里の光
・里の環
里の光とViburnum opulus.compactumとの比較
・アールスミア市場仲卸荷姿(2000)
・果実生育期輸入の切枝姿
・果実生育期輸入の切枝姿
【開花期木姿比較】
手前:compactum/後:里の光
【果実生育期木姿・果房比較】
手前:compactum/後:里の光
・里の光果房
・Compactum果房
高品質品種 里の光
・果実着色初期・中期の木姿 ・同、果房と果房の着生
2 Viburnum plicatum ベニサンゴ 育成開始 2001(H13)年〜出願2012(H24)年
ルビーサンゴ 育成開始 2002(H14)年〜出願2012(H24)年
新しい花木

■果梗の色の利用
■花・果実の枝付が多段 
■枝利用が多用途 花、果実期切枝、花促成
(ふかし、ムシカリ)
■高品質品種とカジュアル品種
■葉の利用
■植木利用
(自生地)
【品種比較】
左2本:ベニサンゴ/中央:類似品種/右:ルビーサンゴ
【花房比較】
左:ベニサンゴ/右:ルビーサンゴ
【果房比較】
左:ベニサンゴ/中央:ルビーサンゴ/右:類似系
■ベニサンゴ
・開花期木姿
・果実期木姿
■ルビーサンゴ
・開花期木姿
・果実期木姿
3 Viburnum dilatatum ルーラルジーン 育成開始2000(H13)年〜出願2014(H26)年
在来・実生選抜系品種(類似品種)の育成育成開始1990(H 2)年〜
■営利栽培特性
切枝3年に1回から2年に1回切枝可能品種長新梢の当年着蕾性がある
■経過
当初の実生における改良目標 
品質:大粒化、果実色、果実の光沢等・長新梢の当年着蕾性が無いのが普通
実生による果実形態/果実の形態多様・選抜品種化
■転換期
・不良環境条件下の生育株発見 植物?
・栽培期間1回/2年に切花・収益性の向上
・切花品質 栽培仕立て方により高品質化とカジュアル化の両方が可能
在来・実生選抜系品種(類似品種)の育成
在来優良個体からの実生選抜系品種(類似品種)
・成熟期木姿
・開花期木姿
・実生選抜時の果房変異
・果実生育期木姿
在来・実生選抜系品種(類似品種)とルーラルジーンとの比較
【枝姿比較】
・ルーラルジーン
左:ルーラルジーン/中央:類似品種/右:他系
・ルーラルジーンの実付状況
・ルーラルジーンと類似品種の実付特性
(ルーラルジーンは前年伸長枝に着蕾開花)
左:ルーラル/中左:類似/中右:ルーラル/右:類似
4 Viburnum lantana シティーフェイス 育成開始1997(H9)年〜出願2014(H26)年
■洋種
■個体確保選抜
■実物栽培上、品目(種類)、種、品種のリレーにより、長期化・専作化を目指す
■収穫時期が実物類、ビヴルナム属の中では早期
■葉の利用化
■他種に無い果実色 緑、桃
■多用途
シティーフェイス 概観
・開花期木姿
・切枝出荷形態(バケット)
・果実生育中期(切枝期)木姿
【果房比較】
左半分:シティーフェイス/右半分:選抜
シティーフェイスは果房の締りが良い。
果粒の成熟化が均一等の形質を持つ。
5 Viburnum phlebotricum 里の灯 里の蛍 育成開始1999(H11)年〜出願2015(H27)年
■果実の付き方に新規性
■育種 実生による分化が顕著?
■子房親との関連
■多用途
・里の灯
・里の蛍
里の灯、里の蛍 概観
・里の灯 木姿
【花房比較】
左:里の灯/中央:里の蛍/右:子房親 
【切枝比較】
左:里の灯/中央:里の蛍/右:子房親
・里の蛍 木姿
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